目次
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- お洗濯前のチェックポイント
- デリケート素材の基本的な洗濯方法
- 素材別のお手入れ方法
- 洗濯時の注意点
- 乾燥方法と干すポイント
- 長持ちさせるためのコツ
- 下着の収納方法
デリケートなランジェリーを守りながら、洗う方法や乾燥させる際のポイント、クローゼットの収納方法を解説します。
記事を参考にして、お気に入りのランジェリーを楽しんでください。
1. お洗濯前のチェックポイント
下着のお洗濯を始める前に、必ず表示のタグに記載のある”お取り扱いの注意”ならびに”洗濯方法”について確認します。
色物の製品は、色落ちすることがありますので、他の物と一緒に洗わないでください。特に海外製品は色落ちが激しいです。
事前に水につけるなどして、確認してください。
下着はデリケートな素材で作られていることが多いため
優しい手順で洗濯することで商品を長持ちさせることができます。
- タグの確認: 洗濯表示マークをしっかり確認し、適切な洗濯方法を選びましょう。
- 色物の分別: 色落ちが心配な製品は、他の洗濯物と一緒に洗わないことがポイント。
- 洗剤選び: おしゃれ着用の中性洗剤を使用し、繊維に優しいケアを心掛けます。
2. デリケート素材の基本的な洗濯方法
手洗いと洗濯機を使う方法の2つがあります。
手洗いは、繊細な素材や複雑なデザインのランジェリーに最適です。特に大切な下着や高価なデリケート素材は洗濯機での洗濯ではなく、手洗いを推奨します。
手洗いの手順
- 洗面器に水または、ぬるま湯を入れ、中性洗剤を溶かします。
- 下着を浸し、”押し洗い”もしくは、”振り洗い”を行います。
汚れが気になる箇所があれば、”つかみ洗い”をします。 - その後、水を取り替えて、しっかりとすすぎましょう。
洗剤が残ると肌に刺激を考える可能性があるため、しっかりすすぐことが大切です。
もし柔軟剤を使用する際は、すすぎの一番最後に、きれいな水に替えて
柔軟剤をよく溶かしてから下着を入れて下さい。 - 洗剤を十分にすすぎ、タオルで水気を取ります。
しっかり水が切れないようであれば、厚手のネット等に入れ、洗濯機で軽く20~30秒程度脱水をかけて、なるべく湿った状態が長く続かないようにしてください。 - 形を整え、風通しの良い場所で陰干しします。
洗濯機で洗濯ネットの使用の手順
洗濯機に入れる際の水流による型崩れやほかの洗濯物と絡まったりしないように、必ず厚手の洗濯ネットに入れて摩擦や引っ掛かりから守りましょう。
洗濯機の「手洗いコース」や「おうちクリーニング」などのコースを選びましょう。
弱水流で短時間の洗濯に留めることで、ランジェリーを傷めずに洗うことができます。
※厚手のネットの奨励は、私Lunaの染色経験からの知見です。
一般的な薄手のネットでは、洗濯中に他の衣類の干渉を受けるので、厚手の洗濯ネットがお勧めです。
ブラジャーは、他の衣類との絡みやレース部分の引っ掛かりを防ぐために、ブラジャーのホックを留めてから洗濯しましょう。
ランジェリーを長持ちさせたい場合は手洗いがお勧めですが、時間がない場合には洗濯機も有効です。それぞれの方法には利点と欠点があるため、自分のライフスタイルやランジェリーの素材に応じて選ぶことが重要です。
3. 素材別のお手入れ方法
- シルク: 自然素材で非常に繊細なため、冷水で手洗いをし、専用のシルク洗剤を使用しましょう。
- レース: 引っ掛かりやすいため、厚手の洗濯ネットに入れ、洗濯機を使う場合は「デリケートコース」を選択してください。
- コットン: コットン素材は比較的丈夫ですが、型崩れを防ぐために低温の水で洗い、乾燥機は避けましょう。
4. 洗濯時の注意点
- 柔軟剤の使用: 柔軟剤は繊維にコーティングを施し、生地の吸水性を低下させることがあります。また、生地が水分を吸わなくなる傾向にあります。
汗を吸水するという下着本来の観点から考えると、なるべく柔軟剤の使用を控えることが推奨されます。付け加えると、柔軟剤は繊細な生地には向いていないため、使うと生地が柔らかくなりますが、繊維の伸縮性が失われ、ランジェリーの形や機能が崩れることがあります。
最近は製品に、柔軟加工を施している物もあります。
これは、洗濯によって柔軟加工が取れていくため、最初の柔らかい風合いが損なわれてしまいますが、柔軟剤不使用によるものではありません。 - 色物と白物の分別: 色落ちしやすい下着と白物を分けて洗うことで、色移り(移染)を防ぎます。
5. 乾燥方法と干すポイント
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- ブラジャーの場合: アンダー部分を洗濯バサミでつまみ、逆さに干します。
- ショーツの場合: ウエスト部分を洗濯バサミでつまみ、形を整えて干します。
- 陰干し: 下着は直射日光に当てると日焼けにより色味が変わってしまうことがあるため、風通しの良い場所で陰干しをすることが理想的です。
- 平干し: 形を崩さないためには、ブラジャーなどの形状を保つための「平干し」も有効です。
- 色の移染: 色移りの可能性があるため、湿った状態で他の洗濯物と触れないようにしてください。
ランジェリーの色落ちや色の移染を気にしない方法として、商品のメーカーやブランドが第三者機関の商品検査基準をクリアしているか、確認することをお勧めします。
百貨店検査基準4級をクリアしていれば、過度の色落ちや移染の心配は、ほとんどありません。
- 乾燥機の使用はNG: 乾燥機の熱は繊維を傷めやすく、縮みの原因となります。乾燥機の使用は避けましょう。
6. 長持ちさせるためのコツ
- ローテーション: 一つの下着を毎日使うのではなく、複数の下着をローテーションで使用することで、生地の摩耗を防げます。
7. 下着の収納方法
- ブラジャー: ブラジャーの形を整えてホックを留めます。両脇部分が長い場合は、軽く折りたたみ、ストラップを中に入れて、カップを前にして収納します。
収納スペースがない場合は、ブラジャーを二つ折りにしてカップを重ねます。ストラップを折り込み、脇も折り込みます。 - ショーツ: ショーツの後ろが上になるように置きます。クロッチ部分、左側、右側の順に内側へ折り込みます。前を上にして収納するのが良いです。
- ソング(Tバック): サイドを先に折り込んでからクロッチ部分を折り上げると、まとまりがよくなります。
まとめ
デリケートな下着は丁寧に取り扱うことで、長く快適に使用することができます。適切な洗濯方法と保管方法を取り入れ、あなたの下着をいつまでも美しい状態で保ちましょう。
このブログ記事は、ルナクリスティーの公式サイト【下着のお手入れ方法】を参考にしています。ぜひ、あなたのお手入れに役立ててください。
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